災害ボランティアに参加するときの注意点
行動の前にまずは情報収集を!
被災地では余震が続いていたり、道路が寸断・規制されている地域があるなど、状況が常に変動しています。
現状を知らずに行くと、かえって災害復旧作業の妨げになることもあります。
行動の前にまずは情報収集をお願いします。
災害ボランティアセンターの情報を確認
被災した自治体では、順次「災害ボランティアセンター」(災害VC)を開設して、被災者のニーズの集約やボランティアとのマッチングを行っています。
現地でのボランティアの活動に当たっては、最初に災害VCへの登録が必要となります。ボランティア募集を市町村内や県内在住者に限定している場合や、年齢制限を設けている場合もあります。以下のウェブサイトや各災害VCのSNSの情報をよく確認してください。
まだボランティア情報が掲載されていない場合は、現地は応急対応・情報収集で手一杯であることが考えられ、電話などでの個別の問い合わせはその妨げとなります。情報が更新されるのをお待ちください。
十分な装備と事前準備を!
食料品・飲み水、宿泊場所、移動手段はご自身で事前に確保してください。
また、被災地で安全に十分に活動をするためには安全管理のための装備(ヘルメット、マスク、ゴーグル、ゴム手袋、長靴等)が必要となりますが、現地で調達することは極めて困難です。事前に調達してから向かってください。
必ずお住いの社協でボランティア活動保険に加入してください
ボランティア活動保険は、活動中のボランティア自身のさまざまな事故によるけがを補償します。
また、被災された方の住宅での清掃活動中、誤って被災された方が大切にしていた飾りや置物などを壊してしまった場合などの損害賠償責任も補償します。
なお、「基本プラン」では、地震、噴火、津波が起因する死傷は補償されません。被災地での活動は、予測できないさまざまな事態が想定されます。あらかじめ「天災・地震補償プラン」にご加入下さい。
令和5年度 ボランティア活動保険 天災・地震補償プラン 保険料 500円
寄付という形の支援
被災地で直接ボランティア活動できない場合でも、寄付という形でボランティア活動や専門ボランティア団体の活動を支援することもできます。息の長い被災地支援活動を支えるため、ぜひご検討ください。